はじめに：モール依存の限界、感じていませんか？
「楽天で売れてるけど利益が残らない」
「Amazonのレビューに左右されて不安定」
「広告費をかけないと売れない」
「顧客データがなく、リピーターが作れない」
こんな悩みを感じている方にこそ、Shopifyでの自社EC構築は次の成長ステップになります。
この記事では、Amazon・楽天の出品経験者が、Shopifyを使って利益率・ブランド力・LTVを上げるための手順を、実例・数値・ツール付きで解説します。
第1章：なぜ今、自社ECを始めるべきなのか？
1-1 モール手数料と広告費で利益が残らない
- 楽天：RPP広告費＋販売手数料＋楽天ポイント原資
- Amazon：販売手数料15%、FBA手数料、スポンサープロダクト広告
結果、粗利率10%以下になることも。売上が伸びても利益が比例しない構造です。
1-2 顧客情報が取得できない＝LTVが上がらない
- メールアドレスもLINEも取れない
- 購入履歴の分析やセグメント配信ができない
- 再購入の施策が「できない」のではなく「許されない」
1-3 ブランドが育たない
- モールでは「商品」しか評価されない
- ストーリー、理念、差別化ポイントが伝わりにくい
- 顧客は「あなたの店」ではなく「モールの売れ筋商品」として買っている
第2章：Shopifyとは？なぜ選ばれるのか？
世界で選ばれる理由
- 175ヵ国以上、数百万のブランドが使用
- 月額3,400円〜でスタート可能
- スマホ最適化・高速表示・豊富なテンプレート
日本のセラーに特に役立つ機能
- Amazon FBAと連携可能（マルチチャネル出荷）
- 楽天スーパーロジとAPI接続可能
- LINE・メール・広告連携がボタン一つで可能
Shopifyで自社ECを持つメリットまとめ
| 項目 | モール | Shopify自社EC |
|---|---|---|
| 顧客情報 | 取得不可 | フル取得可能（メール・LINE・購入履歴など） |
| 手数料 | 約15〜30% | 約3.25%（決済手数料のみ） |
| ブランド訴求 | 不可（一覧表示） | 可（LP・動画・お客様の声など） |
| 集客自由度 | モール内広告中心 | 広告・SNS・SEO・LINE連携など自由 |
第3章：導入事例でわかる効果
事例①：スキンケアブランド「肌やさし」
- モール売上：月商500万（利益率5%）
- Shopify導入後：自社EC比率38%、利益率15%に改善
- LINE登録数：8,400件、開封率58%、CVR20%以上
- 平均注文単価：3,000円 → 4,500円にUP
事例②：アウトドアギア「GO-NATURE」
- Amazonレビュー低下でCVR減少
- Shopify＋動画活用で購入体験向上
- GA4とMeta広告で行動分析→CVR改善（1.4%→3.2%）
事例③：食品D2C「やさしいごはん便」
- 楽天スーパーSALE依存脱却
- 定期便導入でLTV：8,000円 → 14,500円
- 顧客インタビュー掲載→レビュー効果2倍
第4章：Shopifyで自社ECを始めるステップ
ステップ1：商品データの準備
- 楽天・AmazonからCSVエクスポート
- 「Matrixify」アプリでShopifyへ一括登録
- 商品写真・説明文もできるだけ再利用
ステップ2：テーマとデザイン
- 無料テーマ「Dawn」「Craft」などから選択
- ブランドカラー・フォント統一
- LP型商品ページ／レビュー掲載／FAQ設置
ステップ3：決済・配送設定
- 決済：Shopify Payments、PayPay、コンビニ、ApplePay対応
- 配送：FBA（Amazon MCF）をShopifyに接続するだけで出荷可能
ステップ4：LINE／メール施策導入
- LINE公式アカウント＋「ECAI」「CRM PLUS」連携
- 購入後レビュー依頼・定期便案内・お礼メッセージなどステップ配信
- Klaviyo／Omnisendでセグメント別メルマガも可
ステップ5：集客＆分析
- Instagramショッピング／Facebook連携
- SEOブログ（月4本〜）：「〇〇 比較」「〇〇 ランキング」など狙い目
- GA4＋Metaピクセル＋LINEタグでユーザー行動分析
第5章：コストと費用対効果
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| Shopify Basicプラン | 月額3,400円 |
| アプリ（月3〜5本） | 6,000〜12,000円 |
| ドメイン・SSL | 年間1,500円程度 |
| 広告予算（任意） | 月2〜5万円（スモールスタート可） |
→ 月額合計：約1万〜2万円台で運用可能
→ モール手数料削減で数倍のROIも期待できる
まとめ：今日から「自分の土台」を作り始めよう
Shopifyで自社ECを立ち上げることは、モール依存から脱却し、
「あなたのブランド」「あなたの顧客資産」「あなたの利益構造」を作る第一歩です。
Amazon・楽天で売れている方こそ、その実績を“自社資産”に変える準備ができています。
まずは商品CSVを用意し、14日間の無料トライアルから始めてみましょう。
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